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沖縄南部(那覇市・糸満市など)
百名(ひゃくな)ビーチ
南城(なんじょう)市にある天然の美しいビーチです。石灰岩の突起物を挟んで北東側が百名ビーチ、北西側が観光客で賑わいを見せる新原(みーばる)ビーチになっています。那覇からも比較的近く、白い砂で遠浅のため地元の海水浴客も多く訪れています。ヒルガオが砂浜に群青するなど、素朴な一面もあわせもったビーチです。
美々(びび)ビーチ
糸満市西崎町にあり、空港や那覇市内から20、30分という好アクセス。白い砂浜に透き通るエメラルドグリーンの海は波も穏やかで、小さな子どものいる家族連れなどにも人気のスポットとなっています。トイレやコインロッカーなども整備され、手ぶらBBQやマリンスポーツなどのサービスも充実。遊び、施設が整えられたビーチです。
知念岬公園(ちねんみさき)
南城市にある知念岬からは、本島南部でも指折りの美しいコバルトブルーの海を眺めることができます。簡単な屋根付き休憩スペースが用意されているので、ドライブの途中で一休みするのにぴったり。心地よい海風に癒されながら、運転の疲れをとるのも良いでしょう。
斎場御嶽(せーふぁうたき)
琉球王国最高の聖地と言われ、琉球王朝時代には国家的な様々な祭事が行われてきました。その信仰は今でも続き、「聖なる空間」として地元の人々に守られています。首里城などと同様、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の1つとして世界遺産登録されています。
ガンガラーの谷
数十万年前までは鍾乳洞だった場所が崩れてできた広大な谷で、亜熱帯の豊かな植物が生息する森です。日本人のルーツともいわれる「港川人」を巡り発掘調査も進められており、太古の昔に思いを巡らせる神秘的な場所となっています。この一帯を専門ガイドの案内で巡るツアーも人気です。
首里城公園
琉球王国の王の居城として佇む「首里城」の復元を見ることができる、沖縄を代表する人気観光スポットです。「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されました。首里城は沖縄県内最大の木造建築物で、中国、日本の建築様式と、沖縄の風土を混ぜ合わせた独自の建築様式が見所の1つとなっています。
識名園(しきなえん)
琉球王家の別邸として設けられ、王家一族の保養として、また中国からの使者の接待などにも利用されました。池を中心に、四季折々の景色の移り変わる様子を楽しめる「廻遊式庭園」となっています。2000年には世界文化遺産に登録されました。沖縄戦で壊滅的な被害を受けており、現在の姿は復元となっています。
玉陵(たまうどぅん)
「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録された陵墓です。1501年に尚真王によって築かれました。3つに分けられた墓室の中室は洗骨前の遺骸を安置する部屋、創建当初の東室は洗骨後の王と王妃、西室には限られたその家族が葬られたと言われています。国指定記念物史跡にも指定されています。